天草に本屋を作るの?

■2018年12月18日

この日はアマクサローネでの「本屋企画グループ」の打ち上げを、永田さんと夫と私で予定していた日でした。

アマクサローネ(2018年は11月1日~5日まで開催)では3年連続で原点回帰の出版社ミシマ社に本屋さんを出展していただき、トークイベントも行われていました。その切り盛りをしていたのはアマクサローネ実行委員で熱烈なミシマ社サポーターの永田さん。
2018年のトークイベントにあたり、内容をもっと踏み込んだものにしていけたら、実行委員からミシマ社の皆さんに提案できたら、と思い、3人で「本屋企画グループ」を始めました。
ミシマ社の本屋さんが天草にやってくる、その意味を改めて考えてみようということで、
トークイベントのテーマは「天草に欲しい、作りたい、行ってみたい本屋ってどんな本屋だろう?」

無事アマクサローネが終わり、実際本屋を作るのはまだ先だろうけど、これから何かを育てていけたらいいよね…という感じで打ち上げが行われるはずでした。

そしたらそこに天草のラッセル・クロウがやってきました。
※私は九州活版印刷所の長島さんのことをラッセル・クロウと呼ぶのが好きなのです。「ビューティフル・マインド」映画館で観たいなあ。

長島さんの手には企画書が。

私「え、ほんとにお店出すの?」

■2018年12月21日

長島さん、永田さんと一緒に物件を見にいきました。
私はたまたま仕事が休みで、物件を見るのが好きなのでついていきました。

寒かった。

この写真を見ると「用心棒」という言葉が浮かんできます。

2階。

私はこの窓が好きだなと思いました。

長島さん「住めるね」
永田さん「住める住める! ここは気持ちいい!」
私「・・・・(テンション右肩上がり)」
最近、本当に住めるようになるとは思わなかった、俺なら住まんよと長島さんに言われました。
この写真を改めて見て、なんで住めると即決できたのか、自分のことが一番信じられませんね。

入口上には「画廊」の文字。
テープ貼って作られています。この文字にもときめきました。

※見たあとすぐ、夫に物件のことを話す。
私の声にこれは本気だなと思ったようで仕事のあと寄って帰ってきた。
「スナックの音漏れがすごいから住めないと思うよ」と言われる。

■2018年12月28日

夫も一緒にみんなでもう一度内見。サイズ計測。大家さんともお話する。

■2018年12月29日

年末で暇だからと言って長島さんはお店のミニチュアを作製。

盛り上がりすぎて何かが壊れました。

■そして2019年4月1日

「本屋と活版印刷所」がオープンしました。

アクセルを踏み続けて春がやってきました。

お店が出来るまでを少しずつ振り返りたいと思います。

(2階 通称屋根裏はいまだ進化の途中です)

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