九州南部は梅雨入りしたけれど、九州北部はいまだ梅雨入りしておらず。
だけど天草って九州南部なんじゃないかと台風のときもどちらの予報を見ていいのか迷います。
しかしブログはいまだ1月~2月のあいだをううろとしておる…
これは私の更新頻度のせい100%なんですが、季節に置いていかれている感あり。
ブログの編集画面を開くたびに
BOØWYの 「季節が君だけを変える」 がリフレインされます。
さて
床である!!
床は長島さんとしては雰囲気として重みが欲しいところで
当初は木材を墨汁塗装にする
具体的にはコンパネを30cm四方に切って墨汁の色ムラや木目によってランダムに敷き詰めていく、
という苦行を考えていました。
でもこれだと入口に微妙な段差が出来るからな~と思っていたところ
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1月29日
夫より、paper bag floor 案浮上。
DIY大国アメリカで流行っている(いた?)そうで、paper bag floorで画像検索するとたくさん出てきます。
You Tube にはハウツー動画がたくさんあります。
今のところはペーパーバッグフロア と日本語で検索するとくそなのでやめましょう。
石のような質感になります。ランダムに破いたりシワになった部分が石みたいに見える。紙によっては大理石みたくなる。
やり方は、簡単にいえば
何でもいい任意の紙をクシャクシャに丸めてテキトーに手で破いて水に濡らして敷き詰め、あとはワックスを2~3度重ね塗りするだけ。
ぎゅうぎゅう押さなくちゃいけないとか、そういう力も不要。
アメリカでポピュラーに使用されているのはスーパーの袋、クラフト紙。
アメリカの動画だとワックスもいろんな種類を使っていたり色味もいろいろ選べたり、
だけど同じものを揃えようとするとバカ高くなるので
近所のホームセンターの量産ワックスで同じ効果が得られるのかどうか。
それからこれはセンスもいりそう…
だけど、「紙でできた床」。
本屋と活版印刷所の床が紙で出来ているというのはなかなか気が利いてますよね!!
試し刷りしたやつなんかも少し混ぜて~
床をよく見ると、あれ?これ文字?ってわかると面白いよね~
長島さんに「ボロボロの100年前のニューヨークタイムズが1年分あるからそれでもやってみよ。」と言われて俄然わくわくしました。
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1月30日
ということで早速長島さんが試してみてくれました。
店の床をはがす
残骸 まとまっているとこれはこれでよさそうな敷物に見えてきます
ペーパーパッグフロア 試し 墨汁ありと墨汁なし
ウレタン塗装墨汁あり
ウレタン塗装墨汁なし
普通のクラフト紙
筋入りのクラフト紙
模造紙
※ウレタン塗料は樹脂の中でも柔軟性があり、密着度が高い塗料。艶ありタイプは光沢がきれいで、高級感のある仕上がりとなる。
膜をはることで傷にもなりにくい。価格も手頃。
試してみた結果、
ちょっとガムテープっぽくも見える感じ。
→紙は大きめに破るとガムテープっぽさは解消されるかも。
一番石っぽく見える仕上がりになるのは普通クラフトかも。
墨汁入りも乾いてなおかつ光沢が出れば御影石っぽくなるかも。
で、石っぽさにこだわらないなら筋入りもいい感じです。
ただ、筋入りは筋入りって言うほど目立たない。
貼るときには、まず紙をある程度床に固定できたほうが良いようなので
水のりもしくはボンドと墨汁混ぜて紙に染み込ませてから貼っていくと後処理が楽そう。
表面はウレタン塗装でいこう。
と方向性が決まったところで
床を塗って塗ってぬりまくる本番へとなだれこんでいきます。
カモンベイビーアメリカ!!!!
思ってたより大変だったよ。